平成30年度 天心堂へつぎ病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
- 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
- その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数
ファイルをダウンロード
ファイルをダウンロード
一般病棟の年齢階級別（10歳刻み）の患者数を示しています。年齢階級は90歳以上を1つの階級として設定しています。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
| 年齢区分 | 0～ | 10～ | 20～ | 30～ | 40～ | 50～ | 60～ | 70～ | 80～ | 90～ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | ー | 20 | 29 | 31 | 84 | 132 | 359 | 492 | 684 | 375 |
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
ファイルをダウンロード
ファイルをダウンロード
各診療科別に患者数の多いDPC14桁分類(DPCコード)を集計。
項目はDPC14桁分類に対する患者数、平均在院日数(自院・全国)、転院率、平均年齢、患者用パス（任意）、解説で、各診療科別に上位5つを掲載。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
消化器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060100xx01xx0x | 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）（内視鏡的ポリープ切除術あり） | 76 | 2.37 | 2.67 | 0％ | 62.79 | |
| 040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎（手術なし） | 37 | 28.65 | 20.92 | 10.81% | 87.35 | |
| 030400xx99xxxx | 前庭機能障害（めまい）（手術なし） | 20 | 5.85 | 5.10 | 0％ | 66.45 | |
| 060130xx99000x | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患）（手術・処置等・副傷病名なし） | 15 | 10.67 | 7.40 | 0％ | 79.73 | |
| 110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症(手術・副傷病名なし) | 12 | 20.75 | 12.58 | 0％ | 83 |
【解説】
消化器内科では、胃・大腸内視鏡検査に力を入れています。大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ･粘膜切除術や内視鏡で摘出可能な早期癌に対し、1泊2日の短期入院で治療しています。総胆管結石や胆のう結石等胆道疾患に対する内視鏡的治療も積極的に行っています。
また、消化器疾患だけではなく、肺炎やめまいなどの内科系疾患も幅広く診療しています。
消化器内科では、胃・大腸内視鏡検査に力を入れています。大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ･粘膜切除術や内視鏡で摘出可能な早期癌に対し、1泊2日の短期入院で治療しています。総胆管結石や胆のう結石等胆道疾患に対する内視鏡的治療も積極的に行っています。
また、消化器疾患だけではなく、肺炎やめまいなどの内科系疾患も幅広く診療しています。
循環器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸（睡眠時無呼吸検査あり） | 59 | 2 | 2.04 | 0％ | 63.12 | |
| 050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患（経皮的冠動脈形成術等手術あり・手術処置等2副傷病名なし） | 21 | 3.95 | 4.47 | 0％ | 72.48 | |
| 050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患（心臓カテーテル検査あり、手術・副傷病名なし） | 18 | 3.28 | 3.01 | 5.56% | 72.06 | |
| 040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎（手術なし） | 14 | 37.07 | 20.92 | 7.14% | 86.21 | |
| 050070xx99000x | 頻脈性不整脈（手術・処置・副傷病名なし） | ー | ー | 7.54 | ー | ー |
【解説】
当院では、睡眠時無呼吸症候群の診断のため1泊入院でポリソムノグラフィー検査を多く行っています。
また心筋梗塞や狭心症による冠動脈の狭窄や閉塞に対し、カテーテルによる検査を行ったり、バルーンやステントを用いた治療を行っています。
他院と連携も密に行っており、患者さんの状態に応じ転院等も行います。
当院では、睡眠時無呼吸症候群の診断のため1泊入院でポリソムノグラフィー検査を多く行っています。
また心筋梗塞や狭心症による冠動脈の狭窄や閉塞に対し、カテーテルによる検査を行ったり、バルーンやステントを用いた治療を行っています。
他院と連携も密に行っており、患者さんの状態に応じ転院等も行います。
腎臓内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全（手術等なし） | 26 | 18.58 | 12.05 | 11.54% | 78.92 | |
| 040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎（手術なし） | 15 | 44.67 | 20.92 | 26.67% | 84.07 | |
| 110280xx97x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全（手術あり、手術処置等・副傷病名なし） | ー | ー | 16.27 | ー | ー | |
| 040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）（副傷病名なし） | ー | ー | 6.19 | ー | ー | |
| 110280xx99010x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全（手術なし・手術処置等1なし・手術処置等2あり・副傷病名なし） | ー | ー | 14.21 | ー | ー |
【解説】
透析部門を有し、末期腎不全患者様の血液透析導入及び維持透析管理を行っています。
また他院と協力して内シャント造設にも対応しています。
CKD(慢性腎臓病)患者様に関しても積極的な診療を行っており、腎生検の適応がある場合には患者様の希望に応じて当院もしくは他院と連携して行っています。腎疾患以外の患者様も幅広く受け入れています。
透析部門を有し、末期腎不全患者様の血液透析導入及び維持透析管理を行っています。
また他院と協力して内シャント造設にも対応しています。
CKD(慢性腎臓病)患者様に関しても積極的な診療を行っており、腎生検の適応がある場合には患者様の希望に応じて当院もしくは他院と連携して行っています。腎疾患以外の患者様も幅広く受け入れています。
呼吸器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎（手術なし） | 28 | 38.07 | 20.92 | 3.57% | 87.14 | |
| 040120xx99000x | 慢性閉塞性肺疾患（手術・副傷病名なし） | 12 | 18.67 | 13.63 | 0％ | 77.08 | |
| 0400801499x001 | 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上・手術なし・重症度1） | 11 | 21.18 | 13.46 | 9.09% | 81.55 | |
| 030400xx99xxxx | 前庭機能障害（めまい）（手術なし） | ー | ー | 5.10 | ー | ー | |
| 040100xxxxx00x | 喘息（手術処置・副傷病名なし） | ー | ー | 6.62 | ー | ー |
【解説】
肺炎の症例が多く、誤嚥性肺炎など高齢者に特有の肺炎患者さんが多い傾向にあります。高齢者の肺炎は重症化しやすいため、入院期間も長期化していることがわかります。
その他喘息やCOPD（慢性閉塞性肺疾患）など、呼吸器疾患にも対応しています。
肺炎の症例が多く、誤嚥性肺炎など高齢者に特有の肺炎患者さんが多い傾向にあります。高齢者の肺炎は重症化しやすいため、入院期間も長期化していることがわかります。
その他喘息やCOPD（慢性閉塞性肺疾患）など、呼吸器疾患にも対応しています。
整形外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160650xx99x0xx | コンパートメント症候群（手術・処置なし） | 20 | 56.65 | 23.86 | 0％ | 78.55 | |
| 160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）(手術・副傷病名なし) | 16 | 50.88 | 19.61 | 0％ | 85.88 | |
| 160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折（大腿骨骨折観血的手術あり） | 15 | 59.87 | 26.3 | 6.67% | 86.67 | |
| 071030xx99xxxx | その他の筋骨格系・結合組織の疾患（手術なし） | 13 | 38.54 | 9.58 | 0％ | 75.15 | |
| 160800xx99xx0x | 股関節・大腿近位の骨折（手術・副傷病名なし） | 13 | 9.38 | 14.45 | 84.62% | 81.92 |
【解説】
リハビリ病棟を併設しており、リハビリ目的の患者さんも多数受け入れています。
地域性もあり高齢者が多く、胸腰椎圧迫骨折や大腿骨骨折手術にも対応していますが、整形外科・麻酔科医共に1名体制のため、患者さんの緊急度に応じて他院へ搬送しています。
リハビリ病棟を併設しており、リハビリ目的の患者さんも多数受け入れています。
地域性もあり高齢者が多く、胸腰椎圧迫骨折や大腿骨骨折手術にも対応していますが、整形外科・麻酔科医共に1名体制のため、患者さんの緊急度に応じて他院へ搬送しています。
外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア（15歳以上・手術あり） | 20 | 8.05 | 4.96 | 0％ | 73.85 | |
| 060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等（手術あり・手術処置等1なし・手術処置等2なし・副傷病名なし） | 13 | 10.69 | 7.3 | 7.69% | 68.62 | |
| 060050xx99x40x | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）（手術なし・化学療法あり） | 11 | 4 | 11.26 | 0％ | 69.27 | |
| 090010xx99x4xx | 乳房の悪性腫瘍（手術なし・化学療法あり） | 11 | 2 | 4.28 | 0％ | 66.73 | |
| 040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎（手術なし） | 11 | 26.64 | 20.92 | 0％ | 82.73 |
【解説】
鼠径ヘルニアが症例数最多です。
また、合併症の少ない胆のう結石症の症例も多いです。合併症を有する胆のう結石症の治療も行っています。
抗がん剤治療は主に入院で行っています。
鼠径ヘルニアが症例数最多です。
また、合併症の少ない胆のう結石症の症例も多いです。合併症を有する胆のう結石症の治療も行っています。
抗がん剤治療は主に入院で行っています。
脳神経外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 010060x2990401 | 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） | 10 | 70.3 | 16.18 | 0％ | 76.5 | |
| 030400xx99xxxx | 前庭機能障害（めまい）（手術なし） | ー | ー | 5.1 | ー | ー | |
| 160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷（手術なし） | ー | ー | 7.35 | ー | ー | |
| 01021xxxxx0xxx | 認知症（手術処置なし） | ー | ー | 16.94 | ー | ー | |
| 160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）(手術・副傷病名なし) | ー | ー | 19.61 | ー | ー |
【解説】
急性期の脳梗塞・脳出血だけでなく、回復期の患者さんの転院も受け入れています。
回復期病棟を有するため、必要に応じて積極的にリハビリを行っています。
誤嚥をする患者さんに対しては積極的に嚥下造影検査を行い、リハビリテーションスタッフと栄養サポートチームとともに食事形態を整えたり嚥下機能訓練も行っています。
急性期の脳梗塞・脳出血だけでなく、回復期の患者さんの転院も受け入れています。
回復期病棟を有するため、必要に応じて積極的にリハビリを行っています。
誤嚥をする患者さんに対しては積極的に嚥下造影検査を行い、リハビリテーションスタッフと栄養サポートチームとともに食事形態を整えたり嚥下機能訓練も行っています。
泌尿器科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症（手術・副傷病名なし） | 12 | 12.33 | 12.58 | 8.33% | 78.67 | |
| 11012xxx99xx0x | 上部尿路疾患（手術・副傷病名なし） | 11 | 4.36 | 5.86 | 0％ | 56.18 | |
| 11012xxx040x0x | 上部尿路疾患（体外衝撃波腎・尿管結石破砕術あり） | ー | ー | 2.72 | ー | ー | |
| 110200xx99xxxx | 前立腺肥大症等（手術なし） | ー | ー | 6.4 | ー | ー | |
| 110310xx01xx0x | 腎臓または尿路の感染症（経尿道的尿管ステント留置術等あり） | ー | ー | 14.34 | ー | ー |
【解説】
当院では尿管結石、尿路感染症の患者さんが多く、体外衝撃波や経尿道的尿管ステント留置術による治療を行っています。
また、泌尿器系のがん患者さんに対する抗癌剤治療も行っています。
当院では尿管結石、尿路感染症の患者さんが多く、体外衝撃波や経尿道的尿管ステント留置術による治療を行っています。
また、泌尿器系のがん患者さんに対する抗癌剤治療も行っています。
眼科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患（片眼・白内障手術あり） | 36 | 2.06 | 2.84 | 0％ | 77.03 | |
| 020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患（両眼・白内障手術あり） | ー | ー | 5.39 | ー | ー | |
| 020250xx97xxxx | 結膜の障害（翼状片手術等あり） | ー | ー | 3.37 | ー | ー | |
| 020320xx97xxxx | 眼瞼、涙器、眼窩の疾患（眼瞼内反症手術あり） | ー | ー | 3.2 | ー | ー | |
| ー | ー | ー | ー | ー | ー |
【解説】
当院は白内障に対する水晶体再建術を主に行っています。白内障の紹介患者さんも積極的に受け入れています。
白内障以外にも、翼状方手術（弁の移植を要するもの）や眼瞼下垂手術（眼瞼挙筋前転法）、眼瞼内反症手術（皮膚切開法・縫合法）などにも対応しています。
入院だけでなく、外来でも麦粒腫切開、粉粒腫摘出術、後発白内障YAGレーザー、眼底レーザー治療（糖尿病網膜症、網膜裂孔など）などの手術を行っています。
当院は白内障に対する水晶体再建術を主に行っています。白内障の紹介患者さんも積極的に受け入れています。
白内障以外にも、翼状方手術（弁の移植を要するもの）や眼瞼下垂手術（眼瞼挙筋前転法）、眼瞼内反症手術（皮膚切開法・縫合法）などにも対応しています。
入院だけでなく、外来でも麦粒腫切開、粉粒腫摘出術、後発白内障YAGレーザー、眼底レーザー治療（糖尿病網膜症、網膜裂孔など）などの手術を行っています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
ファイルをダウンロード
ファイルをダウンロード
癌の中で5大癌と呼ばれている、胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数を初発のUICC病期(ステージ)分類別、および再発に分けて集計。
患者数は延患者数。例えば一連の治療期間に入退院を繰り返した場合、同一患者さんに入退院を繰り返した回数をかけた数を延べ患者数とする。
| 初発 | 再発 | 病期分類 基準（※） |
版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | ー | ー | ー | ー | ー | 22 | 1 | 8 |
| 大腸癌 | ー | ー | 11 | ー | ー | ー | 1 | 8 |
| 乳癌 | ー | ー | ー | ー | ー | 30 | 1 | 8 |
| 肺癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 8 |
| 肝癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 8 |
【解説】
健診が同施設にあり、健診での胃および大腸内視鏡検査も行っています。
胃癌、大腸癌ともに当院では、内視鏡手術や腹腔鏡手術を積極的に行っています。
当院は、化学療法を入院で対応しているため、胃癌と乳癌の再発件数が多くなっています。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
健診が同施設にあり、健診での胃および大腸内視鏡検査も行っています。
胃癌、大腸癌ともに当院では、内視鏡手術や腹腔鏡手術を積極的に行っています。
当院は、化学療法を入院で対応しているため、胃癌と乳癌の再発件数が多くなっています。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
ファイルをダウンロード
ファイルをダウンロード
成人市中肺炎患者さんの人数を重症度別に集計。
重症度は成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類システム(A-DROP)を用いて分類。
| 患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 28 | 8.64 | 54.86 |
| 中等症 | 92 | 22.18 | 84.63 |
| 重症 | 14 | 50.36 | 88.50 |
| 超重症 | ー | ー | ー |
| 不明 | ー | ー | ー |
使用する指標
- Age
- 男性70歳以上、女性75歳以上
- Dehydration
- BUN 21mg/dl以上または脱水あり
- Respiration
- SpO2 90％以下（PaO2 60torr以下）
- Orientation
- 意識障害あり（肺炎に由来する）
- Blood Pressure
- 血圧（収縮期）90mmHg以下
重症度分類と治療の場の関係
- 軽症
- 上記5つのいずれも満足しないもの
→ 外来治療
- 中等症
- 上記1つまたは2つを有するもの
→ 外来または入院治療
- 重症
- 上記3つを有するもの
→ 入院治療
- 超重症
- 上記4つまたは5つを有するもの
→ ICU入院
ただし、ショックがあれば１項目のみでも超重症とする
【解説】
当院は肺炎の中等症～重症患者さんが多く、平均年齢も高くなっています。
高齢者ほど重症化することが多く、重症になるほど平均在院日数も長くなる傾向がみられます。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
当院は肺炎の中等症～重症患者さんが多く、平均年齢も高くなっています。
高齢者ほど重症化することが多く、重症になるほど平均在院日数も長くなる傾向がみられます。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
脳梗塞の患者数等
ファイルをダウンロード
ファイルをダウンロード
脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計。
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| 3日以内 | 35 | 64.71 | 82.77 | 1.96 |
| その他 | 16 | 54.38 | 77.88 | 1.96 |
【解説】
脳梗塞を発症して3日以内に入院してくる患者さんが多くを占めています。
また、回復期リハビリ病棟を有するため、急性期治療後の回復期リハビリテーション目的の患者さんの受入も積極的に行っています。
患者さんそれぞれの症状に対して目標を設定してリハビリを行い対応を検討している為、やや長い平均在院日数です。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
脳梗塞を発症して3日以内に入院してくる患者さんが多くを占めています。
また、回復期リハビリ病棟を有するため、急性期治療後の回復期リハビリテーション目的の患者さんの受入も積極的に行っています。
患者さんそれぞれの症状に対して目標を設定してリハビリを行い対応を検討している為、やや長い平均在院日数です。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
ファイルをダウンロード
ファイルをダウンロード
各診療科別に症例数の多い手術件数を集計。
項目は手術コード(Kコード)に対する症例数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢、患者用パス（任意）で、各診療科別に上位5つを掲載。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 32 | 3.72 | 7.84 | 3.12% | 66.94 | |
| K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） | 20 | 1.45 | 5.6 | 0% | 73.85 | |
| K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ･粘膜切除術(長径2cm未満) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | ー | ー | ー | ー | ー |
【解説】
最も多い手術は腹腔鏡下胆嚢摘出術で、平均年齢が66.91歳です。
胃・大腸悪性腫瘍の手術も行っています。
最も多い手術は腹腔鏡下胆嚢摘出術で、平均年齢が66.91歳です。
胃・大腸悪性腫瘍の手術も行っています。
循環器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 21 | 3.86 | 1.48 | 0% | 72.43 | |
| K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K5952 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) | ー | ー | ー | ー | ー |
【解説】
冠動脈ステント留置術等や心臓カテーテル検査等を積極的に行っています。
また、ペースメーカー移植術やペースメーカー交換術等も行っています。
ペースメーカーとは、心拍数が病的に少なくなった場合に、身体に埋め込み、人工的に電気刺激をおこなって心臓の働きを助ける役割をする機器のことです。
冠動脈ステント留置術等や心臓カテーテル検査等を積極的に行っています。
また、ペースメーカー移植術やペースメーカー交換術等も行っています。
ペースメーカーとは、心拍数が病的に少なくなった場合に、身体に埋め込み、人工的に電気刺激をおこなって心臓の働きを助ける役割をする機器のことです。
消化器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ･粘膜切除術(長径2cm未満) | 78 | 0.54 | 1.29 | 0% | 63.14 | |
| K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K654 | 内視鏡的消化管止血術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K6872 | 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) | ー | ー | ー | ー | ー |
【解説】
消化器内科では、胃・大腸内視鏡検査に力を入れています。ポリープや内視鏡で摘出可能な早期癌に対し、1泊2日の短期入院で治療しています。
昨年に比べて、ポリープの大きさが2cm未満の手術件数は約130％増加しています。
消化器内科では、胃・大腸内視鏡検査に力を入れています。ポリープや内視鏡で摘出可能な早期癌に対し、1泊2日の短期入院で治療しています。
昨年に比べて、ポリープの大きさが2cm未満の手術件数は約130％増加しています。
泌尿器科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 22 | 7.23 | 6.95 | 13.64% | 85.95 | |
| K768 | 体外衝撃波腎･尿管結石破砕術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K821-3 | 尿道ステント前立腺部尿道拡張術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K7812 | 経尿道的尿路結石除去術(その他) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| 経尿道的尿路結石除去術(その他) | 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) | ー | ー | ー | ー | ー |
【解説】
当院では尿管ステント留置術を行う高齢の患者さんが多いです。
尿管ステントは片方または両方の腎臓の尿が出にくくなった時や、尿管結石の手術の時に使用します。一時的に留置して、状態が良くなったら抜去しますが、中には長期間挿入している患者さんもいます。
また、体外衝撃波腎・尿管結石破砕術にも対応しています。体外衝撃波とは結石に対し体の外から衝撃波を当てて結石を小さく破砕し、尿から排出させるための手術です。
男性の発症患者さんが多く、予定入院の場合は、2日程度で退院出来ます。
当院では尿管ステント留置術を行う高齢の患者さんが多いです。
尿管ステントは片方または両方の腎臓の尿が出にくくなった時や、尿管結石の手術の時に使用します。一時的に留置して、状態が良くなったら抜去しますが、中には長期間挿入している患者さんもいます。
また、体外衝撃波腎・尿管結石破砕術にも対応しています。体外衝撃波とは結石に対し体の外から衝撃波を当てて結石を小さく破砕し、尿から排出させるための手術です。
男性の発症患者さんが多く、予定入院の場合は、2日程度で退院出来ます。
眼科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K2821ﾛ | 水晶体再建術(眼内ﾚﾝｽﾞを挿入)(その他) | 38 | 0 | 1.05 | 0％ | 76.61 | |
| K2172 | 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K224 | 翼状片手術(弁の移植を要する) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | |
| ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
【解説】
当院は白内障に対する水晶体再建術を主に行っています。白内障の紹介患者さんも積極的に受け入れています。
白内障以外にも、翼状方手術（弁の移植を要するもの）や眼瞼下垂手術（眼瞼挙筋前転法）、眼瞼内反症手術（皮膚切開法・縫合法）などにも対応しています。
入院だけでなく、外来でも麦粒腫切開、粉粒腫摘出術、後発白内障YAGレーザー、眼底レーザー治療（糖尿病網膜症、網膜裂孔など）などの手術を行っています。
当院は白内障に対する水晶体再建術を主に行っています。白内障の紹介患者さんも積極的に受け入れています。
白内障以外にも、翼状方手術（弁の移植を要するもの）や眼瞼下垂手術（眼瞼挙筋前転法）、眼瞼内反症手術（皮膚切開法・縫合法）などにも対応しています。
入院だけでなく、外来でも麦粒腫切開、粉粒腫摘出術、後発白内障YAGレーザー、眼底レーザー治療（糖尿病網膜症、網膜裂孔など）などの手術を行っています。
整形外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 22 | 3.05 | 60.82 | 4.55% | 86.05 | |
| K0462 | 骨折観血的手術(下腿) | 12 | 2.58 | 29.58 | 0% | 65.83 | |
| K0463 | 骨折観血的手術(鎖骨) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K0484 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(膝蓋骨) | ー | ー | ー | ー | ー |
【解説】
当院では高齢の患者さんが多く、転倒による大腿骨や前腕骨の骨折に対する手術を多数行っています。
件数は少ないですが、膝の人工関節手術等にも対応しています。
当院では高齢の患者さんが多く、転倒による大腿骨や前腕骨の骨折に対する手術を多数行っています。
件数は少ないですが、膝の人工関節手術等にも対応しています。
脳神経外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 11 | 37.27 | 68.55 | 45.45% | 83.55 | |
| K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K1642 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K634 | 腹腔鏡下鼠径ﾍﾙﾆｱ手術(両側) | ー | ー | ー | ー | ー | |
| K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) | ー | ー | ー | ー | ー |
【解説】
脳神経外科では脳血管疾患などで食事を摂ることが難しくなり、胃瘻を造る患者さんが多くなっています。
退院先は施設が6割、残り4割が療養型病院になっています。
脳神経外科では脳血管疾患などで食事を摂ることが難しくなり、胃瘻を造る患者さんが多くなっています。
退院先は施設が6割、残り4割が療養型病院になっています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
ファイルをダウンロード
ファイルをダウンロード
播種性血管内凝固、敗血症、真菌症、手術・処置等の合併症の症例数と発症率を集計。
DPCで最も医療資源を投じた病名と入院のきっかけになった病名が『同一』か『異なる』か分類し集計。
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | ー | ー |
| 異なる | ー | ー | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | ー | ー |
| 異なる | ー | ー | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | ー | ー |
| 異なる | ー | ー | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | ー | ー |
| 異なる | ー | ー |
【解説】
播種性血管内凝固症候群（DIC）とは様々な基礎疾患により、全身の出血傾向と血栓が形成される重症な病気です。
敗血症も同様に全身性炎症反応の重症な病気です。
合併症の発生率は当然ながら低い方が良いとされています。当院では患者数は10症例未満であり、発生率は昨年度の全国の指標と比較しても低率です。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
播種性血管内凝固症候群（DIC）とは様々な基礎疾患により、全身の出血傾向と血栓が形成される重症な病気です。
敗血症も同様に全身性炎症反応の重症な病気です。
合併症の発生率は当然ながら低い方が良いとされています。当院では患者数は10症例未満であり、発生率は昨年度の全国の指標と比較しても低率です。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に－(ハイフン)を入れています。
更新履歴
当院は一般病棟、地域包括ケア病床、回復期リハビリ病棟を有する病院です。骨折術後や脳梗塞急性期治療後のリハビリ目的で入院してこられる患者さんが多いことに加え、高齢の消化器外科手術患者さんの増加、地域性などから、60歳以上の入院患者さんが8割を超えています。
年代別の主な疾患として、60歳代は無呼吸症候群や大腸ポリープ切除、70歳代では大腸ポリープ切除や細菌性肺炎、80歳代以上では誤嚥性肺炎や細菌性肺炎が挙げられます。
また、同法人内には診療所や健診施設、在宅クリニックや老人保健施設、有料老人ホーム等があり、横のつながりを持って地域の保健・医療・福祉を支える役割を果たすよう努めています。