令和4年度 天心堂へつぎ 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
★一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)の患者数を示しています。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に-(ハイフン)を入れています。
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | ー | 16 | 33 | 34 | 80 | 134 | 220 | 414 | 567 | 273 |
各診療科別に患者数の多いDPC14桁分類(DPCコード)を集計。
項目はDPC14桁分類に対する症例数、平均在院日数(自院・全国)、転院率、平均年齢、患者用パスの有無で、各診療科別に上位5つを掲載。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に-(ハイフン)を入れています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸 | 43 | 2 | 2.03 | 0 | 57.7 | |
050050xx9910x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患(狭心症等に対する心臓カテーテル検査あり) | 30 | 5.5 | 3.04 | 6.67 | 72.03 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血患(手術あり 経皮的冠動脈ステント留置術等) | 21 | 6 | 4.26 | 0 | 77.29 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 17 | 40.41 | 21.11 | 17.65 | 82.88 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈(手術あり ペースメーカー移植術) | 12 | 19.92 | 9.89 | 0 | 81.42 |
当院は、睡眠時無呼吸症候群の診断のため1泊検査入院を多く行っています。
また、心筋梗塞や狭心症による冠状動脈の狭窄や閉塞に対して、カテーテル検査を行います。検査の結果によって、ステントやバルーンカテーテルを用いた手術を行う場合もあります。
心臓リハビリテーションの施設基準を取得し、心疾患に対するリハビリの対応も行っています。
他院と連携し、患者さんの状態に応じて転院等も行います。当院の患者層は高齢者が多く占めており、幅広い疾患の対応も行います。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全(手術なし) | 15 | 16.07 | 11.77 | 0 | 82.4 | |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全(手術あり) | ー | ー | 7.59 | ー | ー | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | ー | ー | 21.11 | ー | ー | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | ー | ー | 13.61 | ー | ー | |
160650xx99x0xx | コンパートメント症候群 | ー | ー | 25.9 | ー | ー |
当院は、透析部門を有しており、末期腎不全の患者さんの血液透析導入及び維持透析管理を行っています。
血管外科・循環器内科医師による、透析シャント造設や再建術の対応も行っています。
CKD(慢性腎臓病)の患者さんに関しても積極的な診療を行い、腎生検の適応がある場合は患者さんの希望に応じて当院もしくは他院と連携して行っています。
腎臓疾患以外の患者さんの受け入れも対応しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) | 10 | 2.1 | 2.64 | 0 | 67.3 | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 | 10 | 9.3 | 7.63 | 0 | 56.4 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | ー | ー | 21.11 | ー | ー | |
060060xx9900xx | 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 | ー | ー | 11.65 | ー | ー | |
060190xx99x0xx | 虚血性腸炎 | ー | ー | 8.76 | ー | ー |
当科で対応している主な疾患は、大腸ポリープや大腸憩室炎等です。
大腸ポリープ対しては、内視鏡下での切除を日帰り・短期入院で行います。
憩室とは、腸壁に5~10mmの袋状のへこみができた状態で、大腸に多く発生します。そこで細菌が繁殖し、炎症を起こすことで憩室炎を発症します。持続的な腹痛や下痢、発熱などを引き起こすため、腸管安静や薬物療法での保存的な治療を行っています。
また、腸炎や胆のう癌・胆管癌などの消化器疾患以外でも、誤嚥性肺炎など幅広い診療を行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060335xx02000x | 胆嚢炎等(腹腔鏡等手術あり) | 11 | 8.55 | 6.93 | 0 | 61.64 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上)(腹腔鏡等手術あり) | 10 | 5.7 | 4.59 | 0 | 65 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 | ー | ー | 15.4 | ー | ー | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞(手術なし) | ー | ー | 9 | ー | ー | |
060210xx9700xx | ヘルニアの記載のない腸閉塞(手術あり) | ー | ー | 14.15 | ー | ー |
当院では、腹腔鏡を使用した手術を行っており、主に胆のう炎・鼡径ヘルニア・大腸癌に対する症例を多く対応しています。
また、腹部の手術歴がある方などに発症する腸閉塞に対しても治療を行います。
患者様の病態に合わせ、絶食などで経過をみる場合と、手術を行う症例もあります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) | 35 | 50.54 | 20.09 | 0 | 81.8 | |
160400xx99x0xx | 胸郭・横隔膜損傷(肋骨骨折等・手術なし) | 11 | 11.82 | 9.54 | 0 | 72.55 | |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折(手術あり) | 11 | 69.18 | 26.42 | 0 | 83.73 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷(手術なし) | ー | ー | 19.98 | ー | ー | |
160800xx99xxx0 | 股関節・大腿近位の骨折(手術なし) | ー | ー | 14.51 | ー | ー |
高齢者の方は転倒などによって骨折を起こしやすく、当院では胸腰椎の圧迫骨折や、肋骨骨折、大腿骨の骨折などの患者さんの対応をしています。
退院後の生活を安心して送れるよう、リハビリテーションを行っていきます。
当院は整形外科の常勤医が1名であるため、人工関節などの手術が必要な場合は他院へ紹介させていただくこともあります。
手術後に、当院の回復期リハビリテーション病棟でのリハビリを行っていただく症例もあります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070520xx97xxxx | リンパ節、リンパ管の疾患(リンパ管吻合術あり) | 126 | 7.02 | 8.32 | 0.79 | 59.03 | |
070010xx010xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) | ー | ー | 5.29 | ー | ー | |
070570xx972xxx | 瘢痕拘縮 | ー | ー | 7.6 | ー | ー | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 | ー | ー | 13.5 | ー | ー | |
ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
当科ではリンパ管細静脈吻合術を中心とした各種外科的治療を主体としたリンパ浮腫に対する総合的治療を行っています。
がん術後の続発性リンパ浮腫だけでなく先天性や外傷後、特発性ならびに状態に寄りますが緩和期の浮腫など外科的治療の有効性が高いものに対して治療を行っています。
在院日数は日帰りや2日程度の短期入院と、術後の保存療法などを行い抜糸まで入院継続する場合と混在しており、平均入院期間は7日程となっております。
基本的に自宅へと退院されます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) | 12 | 33.08 | 15.97 | 8.33 | 74.33 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 | ー | ー | 10.14 | ー | ー | |
010230xx99x00x | てんかん | ー | ー | 7.33 | ー | ー | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 | ー | ー | 8.54 | ー | ー | |
010060x2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) | ー | ー | 16.01 | ー | ー |
急性期の脳梗塞・脳出血だけでなく、回復期の患者さんの転院も受け入れています。
当院は、回復期リハビリテーション病棟を有しており、必要に応じて積極的なリハビリを行っています。
脳血管疾患などによって飲み込みの力が弱くなり、誤嚥をする患者さんに対しては、リハビリテーションスタッフ・栄養サポートチームとともに食事形態を整え、嚥下機能訓練も行います。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全(手術あり) | 24 | 15.83 | 7.59 | 33.33 | 74.79 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 | - | - | 18.57 | - | - | |
040200xx01x00x | 気胸(手術あり) | - | - | 9.68 | - | - | |
040040xx99080x | 肺の悪性腫瘍(化学療法あり) | - | - | 8.65 | - | - | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | - | - | 13.61 | - | - |
当科は、血管外科としても対応しています。
透析患者さんのシャントについて多くの症例を対応しており、当院の透析患者さんだけでなく、他院の透析患者さんもお受け入れしています。
また、呼吸器外科として、肺など呼吸器疾患(肺癌や気胸)に対する治療も行います。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患(手術あり・片眼) | 55 | 2 | 2.63 | 0 | 75.13 | |
020110xx97xxx | 白内障、水晶体の疾患(手術あり・両眼) | - | - | - | - | - | |
020250xx97xxxx | 結膜の障害 | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
当院は、一泊二日の入院で白内障に対する水晶体再建術を主に行っています。白内障の紹介患者さんも積極的に受け入れています。
他、翼状片や老人性眼瞼下垂、眼瞼内反症に対しての手術も、ご相談可能です。
外来でも麦粒腫石灰、霰粒腫摘出術、後発白内障YAGレーザー、眼底レーザー治療(糖尿病網膜症・網膜裂孔など)の手術も行います。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 21 | 29.1 | 21.11 | 19.05 | 86.57 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 | - | - | 18.57 | - | - | |
0400801499x001 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | - | - | 14.34 | - | - | |
040120xx99000x | 慢性閉塞性肺疾患 | - | - | 13.68 | - | - | |
040150xx99x0xx | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 | - | - | 22.66 | - | - |
当科では、主に肺炎などの呼吸器感染症、間質性肺炎などを主に対応しています。
特に平均年齢が86.5歳と主に高齢の患者さんにみられる誤嚥性肺炎を多く対応しています。
肺癌等の診断に1泊2日で気管支鏡検査を行っています。
また当院は、呼吸器リハビリテーションの施設基準を満たしており、呼吸器疾患に対するリハビリも行っております。
癌の中で5大癌と呼ばれている、胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数を初発のUICC病期(ステージ)分類別、および再発に分けて集計。
患者数は延患者数。例えば一連の治療期間に入退院を繰り返した場合、同一患者さんに入退院を繰り返した回数をかけた数を延べ患者数とする。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
大腸癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | 11 | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
健診が同法人内にあり、健診での胃および大腸内視鏡検査も行っています。胃癌、大腸癌ともに当院では内視鏡手術や腹腔鏡手術を積極的に行っています。また、肺癌患者さんに対しても、手術や化学療法を含めた治療も行っています。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に-(ハイフン)を入れています。
成人市中肺炎患者さんの人数を重症度別に集計。
重症度は成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類システム(A-DROP)を用いて分類。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 35 | 24.46 | 83.94 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
- A (Age)
- 男性70歳以上、女性75歳以上
- D (Dehydration)
- BUN 21 mg/dl 以上,または脱水あり
- R (Respiration)
- SpO2 90%(≒ PaO2 60Torr)以下
- O (Orientation)
- 意識障害あり
- P (Blood Pressure)
- 血圧(収縮期)90 mmHg以下
- 軽症
- 上記5つのいずれも満足しないもの
→ 外来治療
- 中等症
- 上記項目の1つまたは2つを有するもの
→ 外来または入院治療
- 重症
- 上記項目の3つを有するもの
→ 入院治療
- 超重症
- 上記項目の4つまたは5つを有するもの
→ ICU入院
ただし,ショックがあれば1項目のみでも超重症とする
※重症度分類システム(A-DROP)
性別や年齢、指定の採血結果、意識障害や血圧などの値によって軽症から超重症に分類するもの
5点満点で1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。
重症度0=軽症、重症度1または2=中等症、重症度3=重症、重症度4または5=超重症に該当
当院は、中等症の患者さんが多く8割以上を占めています。また中等症以上の患者さんは高齢者の方が多く、平均年齢は80代を超えています。
2021年度よりも市中肺炎の患者さんは23%ほど減少していますが、この中には誤嚥性肺炎やCOVID-19肺炎などは対象とされていません。
実際には、誤嚥性肺炎で入院される患者さんの数が多い状況です。
脳梗塞の病型別患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計。
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 37 | 48.22 | 81.62 | 6 |
その他 | 13 | 61.23 | 79.15 | 8 |
脳梗塞発症後、3日以内かそれ以降のその他で分類されています。
全体の7割以上は、当院で発症後3日以内に診断をされ加療を開始されています。
当院は回復期リハビリテーション病棟を有しており、他院で急性期治療を行った患者さんがリハビリ目的のために転入院されます。
高齢の患者さんが多く、発症前と比べADLの低下を認めるため、状況に合わせた退院先の調整も行いながらリハビリを継続しているため、入院期間が長くなっています。
各診療科別に症例数の多い手術件数を集計。
項目は手術コード(Kコード)に対する症例数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢、患者用パスの有無で、各診療科別に上位5つを掲載。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に-(ハイフン)を入れています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 20 | 1.1 | 5.35 | 0 | 60.2 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 10 | 1 | 3.7 | 0 | 65 | |
K7193 | 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K714 | 腸管癒着症手術 | ー | ー | ー | ー | ー |
当院では、腹腔鏡下で実施する胆のう摘出術や鼡径ヘルニアの手術を多く対応しています。
腹腔鏡下での手術は、手術の創部が非常に小さく済むため術後の痛みが少ないことや入院期間が短く、早期回復により社会復帰が早い利点があります。
その他、大腸がんや腸閉塞に対する手術、嚥下機能(水分・食べ物などを飲みこむ機能)が低下した方に対する胃瘻造設も行います。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(上腕、大腿) | 13 | 3.85 | 65.38 | 0 | 83.08 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕、下腿) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K0484 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(鎖骨) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K0633 | 関節脱臼観血的整復術(肩鎖) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | ー | ー | ー | ー | ー |
当院では、骨折に対しての手術(骨折観血的手術)を行っています。
高齢者に多い、大腿骨の骨折や前腕(手首に近い骨)の骨折の対応を行ってます。
特に大腿骨の骨折の手術後はリハビリテーションも必要としますので、入院期間も長くなっています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K628 | リンパ管吻合術 | 134 | 0.85 | 5.23 | 0.75 | 57.23 | |
K0151 | 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K0152 | 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25~100cm2未満) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K016 | 動脈(皮)弁術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
K020 | 自家遊離複合組織移植術(顕微鏡下血管柄付き) | ー | ー | ー | ー | ー |
低侵襲な手技を優先するために遊離移植術や皮弁形成、動脈皮弁などは必然的に少なくなっています。
しかしLVA+標準的保存療法で治療効果が不足する場合には積極的に各種手術手技を選択します。
院内の各職種で構成されるチームならびに院外連携を組み合わせた総合的治療が特色となっています。
なるべくゆったりとした治療環境を提供できるように手術件数が過剰にならないよう調整をしています。
最新の治療手技にも積極的に取り組み、リンパ管用ワイヤ(LymTracer)の診療応用では国内トップレベルの症例数があり、新規治療手技も数多く提案しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6147 | 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | 20 | 1.5 | 15.1 | 25 | 74.8 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K616-5 | 経皮的血管内異物除去術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
K496-4 | 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 | ー | ー | ー | ー | ー |
当院の呼吸器外科は、血管外科の対応も行っています。今回表示されているのは一般病棟に入院して手術を行った患者さんの症例のみですが、前年度は一般病棟以外の入院・外来あわせて226件の手術を行いました。
主に透析患者さんのシャント造設やシャント狭窄などで血流が悪くなった箇所に対する手術の症例が多く、当院の透析患者さんだけでなく、他院からの紹介患者さんも対応しています。
呼吸器外科として肺がん等、肺の手術も行っています。
Kコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 白内障、水晶体の疾患(手術あり・片眼) | 55 | 0 | 1 | 0 | 75.13 | |
ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | |
ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | |
ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | |
ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
当院は、一泊二日の入院で白内障に対する水晶体再建術を主に行っています。白内障の紹介患者さんも積極的に受け入れています。
他、翼状片や老人性眼瞼下垂、眼瞼内反症に対しての手術も、ご相談可能です。
外来でも麦粒腫石灰、霰粒腫摘出術、後発白内障YAGレーザー、眼底レーザー治療(糖尿病網膜症・網膜裂孔など)の手術も行います。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 31 | 5.48 | 6.29 | 0 | 75.81 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | ー | ー | ー | ー | ー |
当院では、心臓カテーテル検査を積極的に行い、冠動脈ステント留置術の症例を多く対応しています。
不整脈などの疾患に対してもペースメーカー移植術を行い、定期的な交換もあわせて行います。
腎臓内科や呼吸器外科とあわせて、透析患者さんのシャント治療も行っています。
播種性血管内凝固、敗血症、真菌症、手術・術後などの合併症の患者数と発症率を集計。
DPCで最も医療資源を投じた病名と入院のきっかけになった病名が『同一』か『異なる』か分類し集計。
※DPCコード
14桁から構成されており、ここで使用されているDPC6桁は病名による分類を表します。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群(DIC)とは様々な基礎疾患により、全身の出血傾向と血栓が形成される重症な病気です。
敗血症も同様に全身性炎症反応の重症な病気です。
合併症の発生率は当然ながら低い方が良いとされています。
※対象患者さんが10症例未満の場合、該当箇所に-(ハイフン)を入れています。
当院は、70代以上の患者さんが多く、全体の70%を占めており、平均年齢では、男性:73.5歳 女性:77.0歳となっています。
大分市南部に位置しており、隣接した豊肥地区・臼杵地区も含め、高齢化の進む地域であるということが影響していると考えられます。
入院された患者さん・ご家族さんの状況に応じ、退院後も安心して生活していただくためのサポートを、医師・看護師・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカー、その他多職種の専門スタッフが連携し行っています。