住宅型有料老人ホーム光風苑は2015年4月に開設され、おかげさまで全室入居となりました。
大分市も含め高齢化率は上がり続けており、全国の統計では要介護（要支援）者数は実数で2.9倍になっています。但し受入れる介護保険施設は僅かしか増えていません。一方自宅における介護力は弱くなってきています。既に世帯の２０％以上は高齢者だけで構成されており、更にその半分である１０％の世帯は高齢者一人住まいです。
大分市をはじめとして全国の地方都市において、高齢者の居住施設の大半は住宅型有料老人ホームです。
住宅型有料老人ホームの長所は、入居者が受ける介護サービスをケアマネージャーを通してご本人や家族が選ぶことが出来るところでしょう。
当苑もその長所を生かし、それぞれの入居者が満足できる介護サービス・医療サービスを提供することを基本に考えています。
今後も地域包括ケアシステムの一環としての高齢者の居住施設として、住宅型有料老人ホームをよりよいものにしていきましょう。

天心堂は、開設当初より、365日、24時間の医療提供を行い、地域医療と関わってきました。
出かける医療（介護）・何とかする医療（介護）・みざる、言わざる、聞かざる医療（介護）はしないを活動指針としています。
光風苑へ入居される方、お一人、お一人に対して、この活動指針に忠実に対応させて戴きます。
あらゆる介護度の方へ、医療・介護のスタッフが責任を持って、安心・安全そして笑顔を提供させて戴きます。

「光風苑」の名前は四字熟語の『光風霽月(コウフウセイゲツ)』から引用しております。
『心が澄んでわだかまりがない』という意味であり、このような様子で日々を過ごして頂きたいという願いからつけました。
また、『光風』には『陽光の中を吹き渡る爽やかな風』という意味もあり、当法人の介護老人保健施設「陽光苑」の陽光と一対に」なるように考えております。